離婚前に考えるべきこと

このところ増加する一途の離婚ですが、もしそうなったとき、事前に考えておくべきことがあります。注意事項を説明しましょう。

サイトトップ > これだけは決めておかなければなりません

スポンサードリンク

離婚前に考えるべきこと

これだけは決めておかなければなりません


夫婦がお互いに話し合って決めるのが協議離婚。したがって双方が納得して合意すれば、あとは離婚届を市区町村に提出するだけとなります。もしこの協議が成立しているなら、離婚をすることは簡単です。離婚届を役所に提出すればいいのですから。


でも、それでいいのでしょうか? 離婚をする前には決めておくことがあります。絶対に考える必要があるのは、「慰謝料」、「財産分与」、「養育費」、そして「親権(これは離婚届の必要記載事項)」の4つ。これらをきちんと決めておかず、あとから「言った、言わない」の果てしなき水かけ論に陥ってしまうケースが少なくありません。


とくに離婚時に口頭で取り決めしていた場合が危険です。財産など金銭に関する取り決めは、離婚が成立する前にしっかりと決めておくことが重要。何度でも、双方が納得するまで話しあいましょう。


別れるとそれぞれが自分の生活に入ることで環境も変わるため、話し合いもいっそう困難に複雑になってしまうからです。子どもがいない場合には、慰謝料と財産分与が問題に。子どもがいる場合には、これに加えて「親権」、「養育費」、「面会交渉権」が問題となってくるでしょう。以下、ひとつひとつを説明していきましょう。


離婚前に考えるべきこと